最近、歯医者に行ったのはいつですか？ 歯医者と聞くと虫歯の治療で歯を削られることなどから苦手だなぁとマイナスのイメージを持つ方も多いと思いますが、虫歯を治療する事だけが歯医者の役目ではありません。
健康な身体を保つためには健康な歯を保つことが重要です。そのためには虫歯や歯周病の予防のために定期的に歯科医院に通うことをお勧めします。
歯を失うことのデメリット
健康な歯を失ってしまうと、いろいろな弊害が生じます。
・食べ物がうまく咀嚼できなくなり消化器官に負担がかかったり、食べられるものが制限され食事を楽しめなくなったりします。
・歯並びが崩れて咬み合わせが悪くなることにより、身体のバランスが崩れて様々な体調不良を引き起こす可能性があります。
・歯を失った場合、入れ歯，ブリッジ，インプラントなど替わりになるものを使用する必要があり、費用やメンテナンスの面で負担がかかります。
健康な歯をいかに多く保つか、これは健康な生活を送るための重要な課題です。
8020運動とは？
8020(ハチマルニイマル)運動をご存じでしょうか？ 1989年(平成元年)より厚生省(現在の厚生労働省)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、ほとんどのものがしっかり嚙んで食べることが出来、食生活にほぼ満足することができると言われています。また、しっかり噛むことが出来ることにより認知症の予防になるという報告もあります。
健康な歯を保つためには？
健康な歯を保つには、歯を失う２大原因である虫歯と歯周病の予防が大切です。そこで、8020運動ではかかりつけの歯科医院を持つことが推奨されています。
僕も数年前から１～２か月に１度 定期的に歯科医院に通っています。
虫歯や歯周病のチェックをしてもらうだけでなく、予防として歯磨きの方法や歯ブラシの選び方などについても指導してもらっています。自分ではしっかり磨いているつもりでも意外と磨き残しがあり、歯ブラシを当てる角度や動かし方、力の入れ具合など正しい方法を教えてもらい非常に役に立っています。また、定期的に指導を受けることで歯のケアの重要性を都度再認識して継続することが出来ます。
現在、親知らずを含めて32本の永久歯が残っていますので、80歳になるまで28本以上残すことを目標にしています。
まとめ
健康な歯を失うと、健康面，費用面等で様々なデメリットがあります。
かかりつけの歯科医院に定期的に通い、虫歯や歯周病のチェックとともに予防のための指導をしてもらうことをお勧めします。
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